信憑性とは「情報や証言などの,信用してよい度合い」のことをいいます。自分が確認している情報内容の正しさを示す場合に使われます。ここでは、世の中の情報は必ずしも正しくないという例をご紹介します。
目次
一次情報と二次情報
一次情報とは、自分が直接体験した情報、または自分で行った調査や実験で得られた情報
二次情報とは、一次情報を持つ他人から得た選別・加工された情報から得られた情報
一次情報の価値が低い場合の具体例
一次情報の価値が低い時はどういう時か?
①適切な判断ができない時に得られた一次情報
例1 空腹状態で食べた安い肉。満腹状態で食べた高級肉。
→ 安い肉の方が美味しいと感じた。
例2「本日限り!90%OFF商品!」を欲しいと思った。
→ 特別セールと知った瞬間、急に購買意欲が上がった。
自分が感じた感情でも、直前の感情や状態により、良くも悪くも変わってしまう。
②過去に得られた一次情報
例1 子供の時、虫が平気で触れた。恐くなかった。
→ 高校生の今でも、平気で虫を触れるだろう。
例2 子供の時、ピーマンが苦手だった。
→ 高校生の今でも、ピーマンなんて食べるのは不可能だろう。
自分が感じた感情でも、過去に感じた経験では、現在も同じように感じるとは限らない。
二次情報の価値が低い場合の具体例
二次情報の価値が低い時はどういう時か?
①相手の勘違いによる、間違った発言
②意図的な誤った誘導を目的とした情報
③価値観が自分と違う
まとめ
情報過多の時代、自分自身に必要な情報を取捨選択するための信憑性の判断が必要になる。価値が低いと判断し、その情報を捨てる(使わない)勇気も時には必要だ。