Society 5.0

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Society 1.0 : 狩猟社会

狩猟社会(Society 1.0)とは、農耕が始まるまでの社会である。動植物の狩猟採集を生活基盤とした原始的な社会である。このような狩猟社会では、石斧や弓矢に加えて言語などの狩猟技術が社会を支えていた。

Society 2.0 : 農耕社会

農耕社会(Society 2.0)とは、人類が肥沃な土地に定住し、小麦や米などの作物を育て収穫することを生活基盤とした社会である。このような農耕社会では、農耕具や文字の発達が社会を支えていた。

Society 3.0 : 工業社会

工業社会(Society 3.0)とは、機械製品の発展などに伴い、工業化した社会である。18世紀半ば、イギリスで蒸気機関が発明され、産業革命が起き、企業文化の発達や工業化に伴い、物を大量に生産・輸送・消費して経済活動が盛んになった。

Society 4.0 : 情報社会

情報社会(Society 4.0)とは、20世紀半ば、コンピュータが発明され、インターネットや携帯電話、スマートフォンなどの普及によって世界がネットワークで繋がった社会を指す。それにより、世界のどこにいても瞬時に時間・情報を共有することができるようになった。近年、VRの普及により空間の共有もできるようになりつつある。

Society 5.0 : ???

5番目の社会システムであり、日本政府が策定した第5期科学技術基本計画で提唱されている。
何社会かは端的に述べられておらず、以下のように内閣府の文書の中では、 Society 5.0を定義づけられている。

Society 5.0とは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)

内閣府:https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

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