文書作成のポイント

目次

レイアウトの検討

縦書きなのか横書きなのか、提出先に指定されている場合が多い。それぞれの提出先に合わせてレイアウトを考える必要がある。

文書構成の検討(レポート、論文、エッセイなど)

基本的に報告書やレポート、小論文・論文、英検のライティング問題で求められるエッセイは「序論(導入)・本論・結論」で構成することが多い。

STEP
序論

課題やテーマを簡潔に説明し、解決のための目的や手段、方向性を示す。

STEP
本論

解決に必要な調査・実験方法を示し、その結果で得られた考察などを述べる。
なお、「方法→調査→結果→考察」のように書くこともあれば、英語のエッセイであれば「1つ目、2つ目、3つ目」と主張を3つに分けて述べることもある(文字数が少ない場合は2つだけの場合もあり)。これらの書き方は提出先の指定に合わせることを前提にしよう。

STEP
結論

「序論・本論のまとめ」+「今後の課題」を示す

情報Ⅰで行う「問題解決」の報告書などこの方式で書くことをお勧め!

+α 文書構成の検討(読書感想文など)

読書感想文は「起承転結」のように書くことがある。

STEP
起(本との出会い)

「なぜこの本を選んだのか」や「本を読んだきっかけ」などを書く

STEP
承(あらすじを短くまとめる)

「本の内容・概要」を簡単に要約して説明する

STEP
転(感想をまとめる)

読書感想文の最も大切なところ。

◉ 印象的に残った場面について簡単に要約して説明
◉ その場面を選んだ理由を説明(印象的だった理由など)
◉ そ場面にまつわる自分の経験や学び
などなど

STEP
結(学んだことをまとめる)

本から学んで成長できたことと、今後の人生に生かしたいこと

「読書感想文」は国語科のため、情報Ⅰで省略されていること多いよ。

調査方法・実験方法・参考資料の選定

特に、文書作成の本論に必要な情報を収集する。

全体のデザインを調整

文字のフォントやサイズ、スタイル、配置などを工夫することで、相手に伝わりやすくなる。
例えば、以下はあくまで一例だが

◉フォントについて
見出しや重要な語句は、ゴシック体
本文は、明朝体など
◉サイズについて
タイトルは本文より大きくするなど
◉スタイルについて
タイトルは太字にしたり、引用は斜体にしたりするなど
◉配置について
タイトルを中央揃えなど

レイアウトの検討

文章中に、画像や表、図などを用いた場合、「表1」「図1」など通し番号とともにタイトルを記載する。また、論文などページ数が多くなる場合は目次により読みやすくする工夫も必要であ流。

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